4. ブライダルの仕事

憧れのブライダルの仕事。初めての仕事は花屋に入って4ヶ月目。友達からの依頼でした。披露宴用のカサブランカのキャスケードブーケ、お色直し用の黄色のブーケ、2次会用のブルーのブーケ。何と3つも!ウレシイ反面、できるのかしら・・・と不安でいっぱいでした。

前日、花材の仕入れの為、初めて生花市場につれていってもらいました。大きな倉庫を思わせる市場。ひな壇になったセリ台。山積みの花の箱。たくさんの仲卸。早朝なのに、たくさんの人、すごい活気。独特の雰囲気にすっかり呑まれてしまって、花を買うどころではない私。見るに見かねた先輩が私のかわりに花を買いそろえてくれました。

当日・・・朝早くからお店でブーケ制作を開始!先輩がいつもより早く出勤してきて、手取り足取り教えてくれます。花と格闘すること、数時間・・・。何とかぎりぎり待ち合わせの時間に間に合いました。着替えもメイクも後回し。とりあえずブーケを持って結婚式場へ・・・美容室にお花を届けて、ようやく仕事が終了です。ホッ!

披露宴・・・私の作ったブーケをもつ新婦を見て、何とも言えないうれしさがこみあげました。今までの疲れも眠さも吹っ飛ぶくらいに。「すごくよかった。ホントにありがとう」そう言ってくれたときには、何だかちょっと涙がでそうでした。

ブライダルの仕事で何より大切なこと、花嫁さんに「頼んでよかった」そう思ってもらえるブーケを作ること。そして・・・どんなに数をこなして手馴れてきても、あのときの感激を忘れないこと。心にとめながら、いつまでもいいお仕事をしていきたいな。